エジプトのピラミッド、ハリカリナッソスのマウソレイオン霊廟、オリンピアのゼウス像、アレクサンドリアのファロス島の灯台、ロドス島のアポロンの巨像、エフェソスのアルテミス神殿、そしてバビロンの空中庭園。この七つの遺跡が「世界七不思議古典古代(古代ギリシャ・古代ローマ時代)における
7つの注目すべき建造物のことである。」である。しかし古代ギリシャ時代で前225年頃に書かれたとされるフィロンの七不思議には、ファロス島の灯台は書かれておらず、バビロンの城壁が七不思議の一つに数えられていた。その後様々な形で七不思議は伝承され、六世紀頃からファロス島の灯台が七不思議の一つになった。